注文住宅の完成までに必要なコストの見通し
注文住宅の完成までに必要なコストの見通し
注文住宅を建てる時には、こだわりを詰め込み過ぎて当初の予算をオーバーしてしまうことがあります。完成までに必要なコストを見通して、予算をオーバーしないように調節することが大切です。少しくらいなら問題ないだろうと進めてしまうと、ローンを返済し始めてから負担の大きさに戸惑うかもしれません。ローンの返済は日々の暮らしにも直結する問題であり、返済能力を超えるような借り入れはするべきではなく、完成前の見直しが必要です。実際に注文住宅のコストを見直す時に見ておきたいポイントとして、建物の形状や間取りが真っ先に挙げられます。基本的にシンプルな形状になっていると費用は抑えられますが、複雑な形になると高額になります。また、間取りに関しては部屋数を見直したり和室を洋室に変更するのも一つの方法です。和室は費用がかさむため、本当に必要な部分にだけ取り入れるのが現実的です。窓や収納スペースの数を減らす方法もあります。
注文住宅の費用を抑えるためにははどうしたらいい?
建売住宅に比べると注文住宅は、自由度が高く自分たちの理想とする間取り・大きさ・スタイル・内装を決めることが出来ます。しかし、どうしても建売住宅よりも注文住宅のほうが費用が高くかかってしまうというのが現実です。家の大きさや内装さらには地域などによっても異なりますが、福岡駅から30分圏内で25坪で特にこだわりがない注文住宅の場合ですと2500万円から3000万円ほど必要といわれています。これに土地代・諸経費・外構費などが入るわけですから25坪の家を作るのに5000万から6000万以上は必要です。では、もう少し費用をおさえたいというのであればどうしたらいいのでしょうか?それは、部屋を小さく区切らないということです。子供が3人いらっしゃるご家庭ですと、4・5畳の子どもの部屋を作るのではなく10畳ほどの大きな部屋を作ってパーテーションなどで区切るというような作りにするならかなりコストを抑えることが出来ます。